表面・界面における高分子の構造と物性

【大分類：1. 繊維・高分子素材　中分類：1.2 合成系　小分類：1.2.3 その他】

高分子を繊維化すると、試料全体積に対する表面や界面の割合が著しく大きくなる。表面や界面ではその内部とは異なったエネルギー状態にあるため、表面や界面の構造と物性はバルクのそれらとは異なる。したがって、表面や界面の構造と物性を正確に理解し制御できれば、高分子繊維材料の機能性を飛躍的に高めることが可能となる。このようなコンセプトのもと、表面・界面における高分子鎖の凝集構造やダイナミクスを評価し、バイオマテリアルや有機薄膜デバイスへの応用展開を行っている。

【主要参考文献】
Langmuir, 30, 6565 (2014); Langmuir, 30, 1215 (2014); NPG Asia Mater., 6, e92 (2014); ACS Macro Lett., 2, 856 (2013); J. Am. Chem. Soc., 135, 10282 (2013).

アンケート調査（2014年）/信州大学繊維学部Fii

研究者名	田中敬二
大学・機関名	九州大学

キーワード

分子鎖、凝集、構造、分子動力学(分子鎖ダイナミクス)、ナノ複合材料、サスティナブル、バイオスキャフォールド

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