信州大学 繊維学部技術データベース

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ナノファイバー

【大分類:2. 繊維製造 中分類:2.1 特殊繊維 小分類:2.1.1 ナノファイバー

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 ナノファイバーとは“ナノサイズファイバー”と言われる直径が1nm~100nm(応用の場合は1000nm)でアスペクト比が100以上、または“ナノ構造ファイバー”と言われる太さに関わりなく内部や外部や表面の構造がナノオーダーで制御されている繊維状物資を指す。工業的製造方法としては電界紡糸法、溶融空気紡糸法、複合紡糸法、メルトブロー法等がある。ナノファイバーは(1)情報・通信社会、(2)健康や生命延伸、(3)環境、エネルギー、社会基盤産業の基盤技術となるものである。

【主要参考文献】
(1)An Introduction to Electrospinning and Nanofibers
Seeram Ramakrishna et.al, World Scientific, 2005
(2)Polymeric Nanofibers
D. H. Reneker, H. Fong ed.
ACS Symposium Series 918 American Chemical Society, 2006
(3)図解 よくわかるナノファイバー
本宮達也、日刊工業新聞社、2006
(4)ナノファイバーテクノロジー―新産業発掘戦略と応用―
本宮達也 監修、シーエムシー出版、2008
(5)Science and Technology of Polymer Nanofibers
Anthony L. Andrady, Wiley, 2008
(6)ナノファイバー実用化技術と用途展開の最前線
谷岡明彦・川口武行 監修、シーエムシー出版、2012
(7)ナノファイバー
東レリサーチセンター編、2014

アンケート調査(2014年)/信州大学繊維学部Fii
研究者名 谷岡明彦
大学・機関名 東京工業大学

キーワード

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