中高年者の運動への動機づけを促進および阻害する要因に関する研究
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.21 Vol.21】
中高年者704名(男性319名,女性385名)を対象に,運動への動機づけおよび運動実施に関連する変数を特定するために,心理的,社会的,健康・体力的な要因を包括的に検討することを目的とした.
これまでの先行研究に依拠して取り上げた変数と運動への動機づけおよび運動実施との相関関係が検討され,運動への動機づけおよび運動実施頻度によって分類したタイプ別の平均値の比較が行われた.また,運動への動機づけおよび運動実施頻度をそれぞれ従属変数とした重回帰分析が実施された.
得られた結果を総括的に解釈すると,運動への動機づけおよび運動実施に強く影響している変数は,運動の価値観と運動仲間であると考えられた.そして,運動実施に関しては,それらの変数の他に,運動時間や健康状態などが関係していることが示唆された.
「デサントスポーツ科学」第21巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
これまでの先行研究に依拠して取り上げた変数と運動への動機づけおよび運動実施との相関関係が検討され,運動への動機づけおよび運動実施頻度によって分類したタイプ別の平均値の比較が行われた.また,運動への動機づけおよび運動実施頻度をそれぞれ従属変数とした重回帰分析が実施された.
得られた結果を総括的に解釈すると,運動への動機づけおよび運動実施に強く影響している変数は,運動の価値観と運動仲間であると考えられた.そして,運動実施に関しては,それらの変数の他に,運動時間や健康状態などが関係していることが示唆された.
「デサントスポーツ科学」第21巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 西田保,渡辺俊彦,佐々木康,竹之内隆志 |
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大学・機関名 | 名古屋大学 |
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