信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

軽量・保温性に優れた三芯中空断面繊維を開発(MITSUBISHI RAYON) 2015年9月

【大分類:6. 製品 小分類:6.3 2015年度 新製品

 MITSUBISHI RAYONは、軽量性や保温性に優れた三芯中空断面繊維“LIVEAIR”を開発した。
 一般的なポリプロピレンと比べて約15〜20%、ポリエステルの約45%、ナイロン糸の約35%の軽量化が可能。特殊な溶融紡糸手法によって繊維断面に3つの空気層をもつ三芯中空構造とした。保温率はポリプロピレン比で約15〜20%高まる。テントなど工業用資材や介護用素材、スポーツやインナー向け衣料など幅広い用途で展開する。

化繊協会ニュースレター No.11 2015年9月/日本化学繊維協会
研究者名 三菱レイヨン
大学・機関名 三菱レイヨン

キーワード

軽量保温・蓄熱三芯中空断面繊維溶融紡糸工業用介護スポーツ下着(インナー インナーウェア)