信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

表面改質処理によるポリアリレート繊維の樹脂密着性改善

【大分類:2. 繊維製造 中分類:2.2 繊維製造 小分類:2.2.3 糸加工

ポリアリレート繊維と樹脂との密着性向上を目的として、大気圧プラズマ、真空プラズマ、アルカリ処理、オゾンマイクロバブル処理による繊維の表面改質を行った。表面改質処理の影響を、走査型電子顕微鏡観察、BET 比表面積測定、マイクロドロップレット法による界面せん断応力測定により分析した。電子顕微鏡による表面観察結果から、今回の処理強度範囲では、プラズマ処理では繊維表面に凹凸は見られなかった。BET 比表面積についてもプラズマ処理では未処理と比べても差は見られなかった。アルカリ処理とオゾン処理は凹凸が見られ、BET比表面積も増加した。密着性評価に用いたマイクロドロップレット法による界面せん断応力は、凹凸が付与されたアルカリ処理とオゾン処理で低下が見られ、低出力処理の大気圧プラズマ、真空プラズマ処理で上昇傾向が見られた。

繊維研究機関技術シーズ調査(2013年度)/日本化学繊維協会
研究者名 小林孝行、中田絵梨子、村松圭介
大学・機関名 あいち産業科学技術総合センター

キーワード

全芳香族ポリエステル(ポリアリレート)表面改質樹脂密着性