センサ織物の生体計測分野への応用

衣類や寝装品など日常生活に使われている布素材に、センシング機能、データ信号伝達機能などを付与して、ウェアラブルな生体情報計測システムを開発することを最終目標とする研究を行った。ここでは、この素材でできたベッドシーツや衣服を作製し、そこから得られるヒトの体圧分布や呼吸に関する情報を取得できるシステムへの展開について報告する。伸縮量を計測できる布によって、呼吸に伴う胸囲、および胴囲の変化を捉えることができた。また、圧力を検知できる布を用いてベッドシーツを作製し、寝ているヒトの体圧分布を捉えることができた。

繊維研究機関技術シーズ調査（2013年度）/日本化学繊維協会

研究者名	島上祐樹、堀場隆広、田中利幸
大学・機関名	あいち産業科学技術総合センター

キーワード

スマートテキスタイル、センサー、織物、生体計測

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