信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

染色余剰汚泥の配合割合を高めた屋上緑化材用セラミックス多孔体の開発

【大分類:4. テクテキスタイル 小分類:4.1 一般工業用

染色整理業では多くの排水が発生し,これを活性汚泥法で処理しているが,その際に多量の余剰汚泥(以下汚泥)が発生し,産業廃棄物処理に多額の費用を要している。そこで,汚泥を資源として活用するために汚泥を10%配合した多孔体の開発を試み,商品化し屋上緑化材として平成21年から販売を開始している。しかし,発生量の全量を活用するまでには到っていない。今回,汚泥の配合率を高めた製品とその用途開発を進め,汚泥の配合比率を30%に上げた多孔体の開発について報告する。

繊維研究機関技術シーズ調査(2013年度)/日本化学繊維協会
研究者名 化学食品部 北川賀津一 中村靜夫 田畑裕之
大学・機関名 石川県工業試験場

キーワード

汚泥多孔体セラミックス