ポリ尿素の結晶構造と相転移

【大分類：1. 繊維・高分子素材　中分類：1.2 合成系　小分類：1.2.3 その他】

脂肪族のポリ尿素（PUA）は結晶性高分子であり、ポリアミド(PA)などに類似した性質を持つが、尿素結合による高い水素結合性を持つため、融点が高く、温度特性に優れる。また、二酸化炭素とバイオジアミンから合成できるため、環境配慮型のエンジニアリングプラスチックとしての用途が期待されている。しかし、高分子材料の熱的性質や力学特性等に影響を与える結晶構造についての報告が、PUA においては殆どされていない。溶融状態とガラス状態から結晶化させた場合の、結晶構造および結晶成長挙動を明らかにする。

繊維研究機関技術シーズ調査（2013年度）/日本化学繊維協会

研究者名	○長南雄太，松葉豪
大学・機関名	山形大学　他

キーワード

ポリ尿素、結晶構造、相転移

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