高強度インターバルトレーニングが座位による血管内皮機能に及ぼす影響
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.47 Vol.47】
要旨
目的:本研究の目的は,8週間の高強度インターバルトレーニング(HIIT)が座位による血管内皮機能の低下を抑制するか否かを明らかにすることとした. 方法:普段余暇的に運動している健康な若年男女21 名を対象とし,無作為にコントロール群(CON群)10名およびトレーニング群(TR群)11名に分類した.TR群には,週4回・8週間の自転車エルゴメーターおよび自体重を用いたHIITを介入した.介入期間前後において,3 時間の座位テストを実施し,座位前後における膝窩動脈の血流依存性血管拡張反応(FMD)を測定した. 結果:介入期間前後において,両群とも3時間の座位後に膝窩動脈FMDは有意に低下した(P <0.05).一方で,介入期間後における座位後の膝窩動脈FMDはTR群がCON群に比較して有意に高値を示した(P < 0.05).この群間差は,介入期間後における座位前の膝窩動脈FMDを共変量として補正した際にも同様に認められた. 結論:以上の結果から,8週間のHIITは座位による血管内皮機能の低下を予防できないものの,その低下を軽減することが明らかになった.
「デサントスポーツ科学」 第47巻/公益財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団
目的:本研究の目的は,8週間の高強度インターバルトレーニング(HIIT)が座位による血管内皮機能の低下を抑制するか否かを明らかにすることとした. 方法:普段余暇的に運動している健康な若年男女21 名を対象とし,無作為にコントロール群(CON群)10名およびトレーニング群(TR群)11名に分類した.TR群には,週4回・8週間の自転車エルゴメーターおよび自体重を用いたHIITを介入した.介入期間前後において,3 時間の座位テストを実施し,座位前後における膝窩動脈の血流依存性血管拡張反応(FMD)を測定した. 結果:介入期間前後において,両群とも3時間の座位後に膝窩動脈FMDは有意に低下した(P <0.05).一方で,介入期間後における座位後の膝窩動脈FMDはTR群がCON群に比較して有意に高値を示した(P < 0.05).この群間差は,介入期間後における座位前の膝窩動脈FMDを共変量として補正した際にも同様に認められた. 結論:以上の結果から,8週間のHIITは座位による血管内皮機能の低下を予防できないものの,その低下を軽減することが明らかになった.
「デサントスポーツ科学」 第47巻/公益財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団
| 研究者名 | 森嶋琢真*1, 笠井信一*2 |
|---|---|
| 大学・機関名 | *1 中京大学, *2 愛知淑徳大学 |
キーワード


