スピードスケートの高い滑走速度を生み出す関節パワー発揮特性の解明
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.47 Vol.47】
要旨
本研究は,ワイヤレス式インソール型足圧センサを使用してブレード反力を推定し,実際のレースにより近いパフォーマンス発揮時での,滑走中における下肢の関節トルクおよび関節トルクパワーの特徴を明らかにすることで,高い滑走速度獲得およびより良いゴールタイムのために必要な力学的要因を解明することを目的とした.熟練選手16 名を対象に模擬レースを実施し分析を行った結果,ゴールタイムが優れ,滑走速度の高い成績上位選手は,ストレート滑走およびカーブ滑走右下肢の股関節・膝関節伸展トルクパワーが大きく,さらに,カーブ滑走右下肢の股関節外転トルクパワーも大きかった.これらのパワー発揮がより良いパフォーマンスのためには重要であることが示唆された.加えて,カーブ滑走右下肢の足関節底屈および左下肢の膝関節伸展トルクパワーは男女で傾向が異なり,特に女子ではこれらのパワー発揮も重要である可能性が示唆された.
「デサントスポーツ科学」 第47巻/公益財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団
本研究は,ワイヤレス式インソール型足圧センサを使用してブレード反力を推定し,実際のレースにより近いパフォーマンス発揮時での,滑走中における下肢の関節トルクおよび関節トルクパワーの特徴を明らかにすることで,高い滑走速度獲得およびより良いゴールタイムのために必要な力学的要因を解明することを目的とした.熟練選手16 名を対象に模擬レースを実施し分析を行った結果,ゴールタイムが優れ,滑走速度の高い成績上位選手は,ストレート滑走およびカーブ滑走右下肢の股関節・膝関節伸展トルクパワーが大きく,さらに,カーブ滑走右下肢の股関節外転トルクパワーも大きかった.これらのパワー発揮がより良いパフォーマンスのためには重要であることが示唆された.加えて,カーブ滑走右下肢の足関節底屈および左下肢の膝関節伸展トルクパワーは男女で傾向が異なり,特に女子ではこれらのパワー発揮も重要である可能性が示唆された.
「デサントスポーツ科学」 第47巻/公益財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団
| 研究者名 | 木村裕也, 横澤俊治 |
|---|---|
| 大学・機関名 | 国立スポーツ科学センター |
キーワード


