ウェアラブルセンサーを用いたバスケットボール競技中の膝関節衝撃負荷の解明
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.47 Vol.47】
要旨
本研究の目的は,高校生女子バスケットボール選手を対象に,ウェアラブル慣性センサーを用いて競技中に膝関節に生じる衝撃を定量的に評価し,利き脚と非利き脚における特徴を明らかにすることである.対象は高校生女子バスケットボール選手8 名とし,3 対3または4 対4 の練習中に両側脛骨粗面部に慣性センサーを装着して加速度を測定した.合成加速度が20Gを超える動作を高衝撃動作と定義し,その発生回数およびプレータイム1分あたり頻度を算出した.統計学的解析として高衝撃動作をストップ,スプリント,減速などに分類し,その頻度を利き脚・非利き脚で比較した.利き脚と非利き脚で高衝撃動作の頻度に有意差はなく,両側ともストップ,スプリント,減速に高衝撃動作が多くみられた.本研究によりバスケットボール中の高衝撃動作について,利き脚および非利き脚における片側優位性は認められなかったが,バスケットボール特有の急激な加速・減速動作において膝関節衝撃を増大させることが示唆された.
「デサントスポーツ科学」 第47巻/公益財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団
本研究の目的は,高校生女子バスケットボール選手を対象に,ウェアラブル慣性センサーを用いて競技中に膝関節に生じる衝撃を定量的に評価し,利き脚と非利き脚における特徴を明らかにすることである.対象は高校生女子バスケットボール選手8 名とし,3 対3または4 対4 の練習中に両側脛骨粗面部に慣性センサーを装着して加速度を測定した.合成加速度が20Gを超える動作を高衝撃動作と定義し,その発生回数およびプレータイム1分あたり頻度を算出した.統計学的解析として高衝撃動作をストップ,スプリント,減速などに分類し,その頻度を利き脚・非利き脚で比較した.利き脚と非利き脚で高衝撃動作の頻度に有意差はなく,両側ともストップ,スプリント,減速に高衝撃動作が多くみられた.本研究によりバスケットボール中の高衝撃動作について,利き脚および非利き脚における片側優位性は認められなかったが,バスケットボール特有の急激な加速・減速動作において膝関節衝撃を増大させることが示唆された.
「デサントスポーツ科学」 第47巻/公益財団法人石本記念デサントスポーツ科学振興財団
| 研究者名 | 横山寛子*1, 逸見瑠生*2, 千々松雅人*2, 津田英一 *3 |
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| 大学・機関名 | *1 東北福祉大学, *2 弘前大学医学部附属病院, *3 弘前大学 |
キーワード


