信州大学 繊維学部技術データベース

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芯鞘新素材“KIST”を開発(MITSUBISHI RAYON) 2013年6月

【大分類:6. 製品 小分類:6.1 2013年度 新製品

 MITSUBISHI RAYONは、芯鞘構造素材“KIST”を開発した。
 芯部に低結晶性セルロースと鞘部のアセテートを用いた特殊構造繊維糸と、特化ポリエステル繊維との複合テキスタイル。芯部の低結晶性セルロースは後加工での成分改質向上により高い吸湿性を生み、べたつきや蒸れ感を抑える。また肌に触れると、特殊構造繊維に含まれる水分が素早く蒸発し、アセテート繊維がもつ本来の特徴でもある気化熱の作用によりひんやりとした感触を生み出す。春夏向けに高級婦人衣料ブラウス素材として販売を開始、順次アイテムを拡大していく予定。

化繊協会ニュースレター No.5 2013年6月/日本化学繊維協会
研究者名 三菱レイヨン
大学・機関名 三菱レイヨン

キーワード

セルロースアセテートポリエステル吸湿性婦人服ブラウス