非可食バイオマス由来ナイロン原料の供給体制構築に向け量産技術検討を開始(東レ)2025年2月
【大分類:6. 製品 小分類:6.12 2024年度 新製品】
東レは、タイを拠点とする大手石油化学会社PTT Global Chemical社と、非可食バイオマスを原料としたアジピン酸の量産技術検討に関する覚書を締結した。本技術で製造されるムコン酸(アジピン酸の前駆体)およびバイオアジピン酸は石油由来のものと同様、ナイロン66の原料として利用することが可能。両社は共同でタイおよび日本にて量産技術検討および商業化に向けた実現可能性調査を進め、事業性があると判断した場合、2030年までに数千トン規模のムコン酸およびバイオアジピン酸の商業化を目指す。
化繊協会ニュースレター No.26 2025年2月/日本化学繊維協会
化繊協会ニュースレター No.26 2025年2月/日本化学繊維協会
研究者名 | 東レ |
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大学・機関名 | 東レ |
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