信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

温調でき着心地快適な中綿を開発(TEIJIN, OMIKENSHI) 2013年6月

【大分類:6. 製品 小分類:6.1 2013年度 新製品

 TEIJINは、温度調整機能と快適性を両立させた中綿“SOLOTEX×97.6F”を開発した。
 同社のPTT繊維“SOLOTEX”に、OMIKENSHIの特殊レーヨン“97.6F”を組み合わせたもの。レーヨンに含まれる相変化物質(PCM)が温度変化時に固形化して凝固熱を放出することで衣服内の温度下降を和らげるよう設計されており、生地温度を最大2℃緩和できるという。クッション性と温度調整機能の両立を図った新素材として、秋冬向けアパレルでの採用を目指す。

化繊協会ニュースレター No.5 2013年6月/日本化学繊維協会
研究者名 帝人, オーミケンシ
大学・機関名 帝人, オーミケンシ

キーワード

温度調整快適性中綿レーヨンクッション性アパレル