信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

動物用の自着性伸縮包帯“KURASEAL”を開発(KURARAY) 2013年6月

【大分類:6. 製品 小分類:6.1 2013年度 新製品

 KURARAYは、高機能不織布“FLEXTAR”を使用した動物用の自着性伸縮包帯“KURASEAL”を開発した。
 手で切れ、巻き直しが簡単、粘着剤不使用なので、動物の体毛が絡みつきにくいなどの特徴がある。動物治療用包帯には、現在、粘着剤を使用した自着性伸縮包帯が多く使用されているが、この場合、包帯に動物の体毛が絡みつくため巻き直しが難しく、また包帯の切断にハサミなどが必要となるため獣医師による治療時の不便さ解消が求められていた。同社は08年に、人体用に粘着剤不使用の自着性伸縮包帯を開発している。

化繊協会ニュースレター No.5 2013年6月/日本化学繊維協会
研究者名 クラレ
大学・機関名 クラレ

キーワード

動物用自着性伸縮包帯手切れ性巻き直し粘着剤不使用治療