低温で染色できるポリエステル糸を開発(TORAY) 2013年2月
【大分類:6. 製品 小分類:6.1 2013年度 新製品】
TORAY は、低温で染色できるポリエステル糸を開発した。
通常のポリエステルは分子構造の密度が高く、染料が染み込みにくいため高圧をかけて約130℃で染色する必要があった。新製品は分子の間に染料が入る隙間をつくることで常圧(1 気圧)下の98℃で染色できる。また、高温をかけると痛みやすかったウールやポリウレタンをポリエステルと一緒に使えるようにもなる。従来ほど高温高圧をかける必要がなくなり、染色工程で発生するCO2排出量を25%減らせるという。
化繊協会ニュースレター No.4 2013年2月/日本化学繊維協会
通常のポリエステルは分子構造の密度が高く、染料が染み込みにくいため高圧をかけて約130℃で染色する必要があった。新製品は分子の間に染料が入る隙間をつくることで常圧(1 気圧)下の98℃で染色できる。また、高温をかけると痛みやすかったウールやポリウレタンをポリエステルと一緒に使えるようにもなる。従来ほど高温高圧をかける必要がなくなり、染色工程で発生するCO2排出量を25%減らせるという。
化繊協会ニュースレター No.4 2013年2月/日本化学繊維協会
研究者名 | 東レ |
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大学・機関名 | 東レ |
キーワード