世界初、アラミドナノファイバーを開発(TEIJIN) 2012年7月
【大分類:6. 製品 小分類:6.1 2013年度 新製品】
TEIJINは、世界で初めて量産可能なアラミドナノファイバーを開発した。独自のポリマー技術や加工技術を駆使することで、300℃の高温下でも形状を維持する高い耐熱性と寸法安定性に加えて、優れた耐酸化性を付与することに成功した。シート(不織布)の形態でリチウムイオン2次電池(LiB)のセパレータ向けを中心に市場開拓を進め、14年の商業生産を目指す。同社が生産・販売する耐熱性に優れたメタ型アラミド繊維“CONEX”をベースにした、直径数100nmの均一な極細繊維から出来ており、空隙率の高さからイオン伝導度が高く、同電池の高出力化や充電の高速化が期待できる。
化繊協会ニュースレター No.2 2012年7月/日本化学繊維協会
化繊協会ニュースレター No.2 2012年7月/日本化学繊維協会
研究者名 | 帝人 |
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大学・機関名 | 帝人 |
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