信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

糖鎖密度制御で生体機能に直接働きかけるハイブリッド糖鎖自己集積膜

【大分類:1. 繊維・高分子素材 小分類:1.3 その他

生理活性糖のキトオリゴ糖の還元末端基をS誘導体化することで、Au 基板上で同一の分子鎖方向に配向・固定したハイブリッド糖鎖自己集積膜を調製し、細胞と培養基材との界面相互作用が誘導する生体機能発現を試みた。セロオリゴ糖をスペーサー分子とすることでキトオリゴ糖の糖鎖密度制御を行い、細胞接着性や免疫系炎症反応のバイオアッセイにより、生理活性糖の表面密度と細胞応答現象の相関について検討した。

繊維研究機関技術シーズ調査(2013年度)/日本化学繊維協会
研究者名 上村富美
大学・機関名 九州大学 他

キーワード

糖鎖キトオリゴ(キトオリゴ糖)自己集積セロオリゴマー(セロオリゴ糖)培養基材