CFRPの意匠性を向上する表面平滑シートを製品化へ（クラレ）2022年11月
【大分類：6. 製品 小分類：6.10 2022年度 新製品】
クラレは炭素繊維複合材料(CFRP)に使うフェノキシ（熱可塑性エポキシ）メルトブローン不織布による表面平滑性付与シートの製品化に向け、サンプル出荷を開始した。CFRP表面に同シートを配置して熱加工することにより、表面の凹凸を改善し、意匠性を向上させる。同シートはCFRPのバインダーとして主に用いられているエポキシ樹脂との接着性に優れているのが特徴で、熱加工後に必要となる研磨工程の簡略化につながる。自動車のボディや部品の表面、ゴルフのシャフト、自転車のフレームなど、意匠性が求められる用途で全方位にCFRP特有の織物模様を綺麗に見せる。
化繊協会ニュースレター No.22 2022年11月/日本化学繊維協会
化繊協会ニュースレター No.22 2022年11月/日本化学繊維協会
| 研究者名 | クラレ |
|---|---|
| 大学・機関名 | クラレ |
キーワード
CFRP、表面平滑シート、炭素繊維複合材料、フェノキシ、熱可塑性エポキシ、メルトブローン不織布、フェノキシメルトブローン不織布、エポキシ樹脂、自動車、ゴルフ、シャフト、自転車、フレーム