信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

ポリエステル繊維のCO2排出量算出システムを開発(TEIJIN) 2022年6月

【大分類:6. 製品 小分類:6.10 2022年度 新製品

 帝人フロンティアはポリエステル繊維の製造段階で発生するCO2排出量の算定システムを開発した。
自社の製造工場におけるデータをもとに、ポリエステル繊維の製造工程で発生するCO2量を算出し、排出量の削減効果を定量的に評価する。これにより製造するポリエステル繊維のライフサイクルアセスメントに関する対応が可能となった。すでにポリエステル長繊維や短繊維の製造工程から評価を開始しており、今後は織編、染色を含めたテキスタイルへと対象範囲を順次拡大し、ポリエステル繊維製品のライフサイクル全体についても評価することを目指す。

化繊協会ニュースレター No.21 2022年6月/日本化学繊維協会
研究者名 帝人
大学・機関名 帝人

キーワード

ポリエステルCO2CO2排出削減ライフサイクルアセスメントライフサイクル