信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

米VBと戦略提携、植物由来ナイロン66実用化を目指す(ASAHI KASEI) 2022年6月

【大分類:6. 製品 小分類:6.10 2022年度 新製品

 旭化成は米国のベンチャー企業、ジェノマティカ(カリフォルニア州)との間で、植物原料由来の合成樹脂原料ヘキサメチレンジアミン(HMD)に関する戦略的パートナーシップを結んだ。
HMDは自動車部品やエアバッグに使うナイロン66の原料。旭化成は開発の初期段階から植物由来HMDを優先的に利用し、ナイロン66原料としての性能を評価・検討する。実用可能と判断すれば、ジェノマティカからライセンス供与を受けて20年代後半にも植物由来HMDの自社生産に乗り出す計画。

化繊協会ニュースレター No.21 2022年6月/日本化学繊維協会
研究者名 旭化成
大学・機関名 旭化成

キーワード

植物由来ヘキサメチレンジアミンHMD植物由来HMDエアバッグ