ポリジチエノピロール誘導体の電解合成と表面構造の観察
【大分類:1. 繊維・高分子素材 中分類:1.2 合成系 小分類:1.2.1 石油系】
共役系高分子は単結合と二重結合が交互に並んだ構造をもち、π電子が主鎖全体に広がり軌道上に密に詰まっている。化学ドーピングや電気化学ドーピングによりπ電子を引き抜くと導電性を示し、様々な電子デバイスへの応用が可能である。代表的なものにポリピロールやポリアセチレンが挙げられる。共役系高分子の一つであるポリジチエノピロールは強い平面性をもち、ポリピロールの欠点である酸化されやすく不安定な点を克服している。ジチエノピロールの側鎖に光学活性な部位をもたせたモノマーを合成し、電解重合法によりポリマーを合成。得られたポリマーを走査型電子顕微鏡で観察した。
繊維研究機関技術シーズ調査(2013年度)/日本化学繊維協会
繊維研究機関技術シーズ調査(2013年度)/日本化学繊維協会
研究者名 | 深山大輔 |
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大学・機関名 | 筑波大学 |
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