信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

溶媒可溶性芳香族高分子繊維の炭素化挙動および得られる炭素繊維の力学物性

【大分類:2. 繊維製造 中分類:2.2 繊維製造 小分類:2.2.1 紡糸

新しく開発した高分子Poly[bis-(benzimdazobenzisoquinolinone)](PBB)を湿式紡糸法により繊維化して炭素繊維前駆体とすると、前処理を施すことなく1500℃の熱処理温度でも75%以上の炭素化収率で炭素繊維を得ることができる。PBB繊維を前駆体として炭素繊維を製造するための基礎的知見を得るため、PBBの炭素化挙動を検討し、得られた炭素繊維の引張特性を調査。

繊維研究機関技術シーズ調査(2013年度)/日本化学繊維協会
研究者名 入澤寿平,曽根田靖,児玉昌也,羽鳥浩章
大学・機関名 産業技術総合研究所

キーワード

湿式紡糸炭素繊維前駆体炭素化収率(炭化収率)炭素繊維