高耐熱性と高強度を両立した炭素繊維プリプレグを開発(MITSUBISHI CHEMICAL)2021年8月
【大分類:6. 製品 小分類:6.9 2021年度 新製品】
三菱ケミカルは、高耐熱性と高強度を両立したシアネートエステル系の炭素繊維プリプレグを開発した。原料・触媒の組み合わせ技術を用いて
新たに開発したシアネートエステル系樹脂をベースレジンに用いることにより、250℃以上の耐熱性を有しながら、炭素繊維の有するしなやかさや
高い靭性との両立を実現した。一般的なエポキシ樹脂ベースのCFRPと同じ型を用いて硬化できるうえ、従来のシアネートエステル系樹脂に比べて
保存安定性に優れる。既にレーシングカーのエンジン周辺の CFRP 部材として使用されており、今後は自動車用途に加え、高温環境で使用される
ロボットなどの産業用途や航空機用途、宇宙用途等への展開も進めていく。
化繊協会ニュースレター No.19 2021年8月/日本化学繊維協会
新たに開発したシアネートエステル系樹脂をベースレジンに用いることにより、250℃以上の耐熱性を有しながら、炭素繊維の有するしなやかさや
高い靭性との両立を実現した。一般的なエポキシ樹脂ベースのCFRPと同じ型を用いて硬化できるうえ、従来のシアネートエステル系樹脂に比べて
保存安定性に優れる。既にレーシングカーのエンジン周辺の CFRP 部材として使用されており、今後は自動車用途に加え、高温環境で使用される
ロボットなどの産業用途や航空機用途、宇宙用途等への展開も進めていく。
化繊協会ニュースレター No.19 2021年8月/日本化学繊維協会
研究者名 | 三菱ケミカル |
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大学・機関名 | 三菱ケミカル |
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