多孔質炭素繊維を利用したCO2分離膜を開発(TORAY)2021年8月
【大分類:6. 製品 小分類:6.9 2021年度 新製品】
東レは、中空糸状の多孔質炭素繊維を支持体とし、その表面に薄い炭素膜の分離機能層を有するオールカーボンの2層構造をもつ
二酸化炭素(CO2)分離膜を開発した。優れたCO2分離性能と高耐久性を兼ね備え、従来の無機系分離膜に比べて同一体積で最大5倍の
CO2透過量を実現するので小型化に貢献する。この分離膜は天然ガスやバイオガスの精製にも適用可能なほか、分離対象ガスに合わせて
さまざまな分離機能層を選択することができる。この特徴を活かすことで、水素製造・精製、排気ガスのCO2分離などのガス分離用途への
応用も可能としている。
化繊協会ニュースレター No.19 2021年8月/日本化学繊維協会
二酸化炭素(CO2)分離膜を開発した。優れたCO2分離性能と高耐久性を兼ね備え、従来の無機系分離膜に比べて同一体積で最大5倍の
CO2透過量を実現するので小型化に貢献する。この分離膜は天然ガスやバイオガスの精製にも適用可能なほか、分離対象ガスに合わせて
さまざまな分離機能層を選択することができる。この特徴を活かすことで、水素製造・精製、排気ガスのCO2分離などのガス分離用途への
応用も可能としている。
化繊協会ニュースレター No.19 2021年8月/日本化学繊維協会
研究者名 | 東レ |
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大学・機関名 | 東レ |
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