カーボンナノチューブ撚糸の引張変形過程における構造変化
【大分類:2. 繊維製造 中分類:2.1 特殊繊維 小分類:2.1.1 ナノファイバー】
引張過程におけるCNT撚糸の構造変化を小角X線散乱を用いて検討。CNT 撚糸の応力―ひずみ線図及び糸軸方向と直径方向のひずみの関係から撚り角の増加に伴ってCNT 撚糸の引張弾性率が低下し、CNT撚糸が引張過程で直径方向に顕著に収縮することを確認。CNT 撚糸のポアソン比は1〜4 であり、内部に多くの空隙が存在していることが示唆された。
繊維研究機関技術シーズ調査(2013年度)/日本化学繊維協会
繊維研究機関技術シーズ調査(2013年度)/日本化学繊維協会
研究者名 | ○杉本慶喜,塩谷正俊,松本英俊,皆川美江,谷岡明彦 |
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大学・機関名 | 東京工業大学 |
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