信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

PLA繊維による緑化システムが南アフリカで実用化(TORAY) 2015年5月

【大分類:6. 製品 小分類:6.3 2015年度 新製品

 TORAYのポリ乳酸(PLA)繊維を使った砂漠・荒廃地緑化の取り組みが成果をあげつつある。
 2013年から南アフリカのマインダンプ(鉱山の採掘残土)の飛散を防止する目的で実証を進めている。マインダンプは微量の放射能を含むケースがあるため、集積地から住宅地への飛散が深刻な環境問題を引き起こす恐れがある。風の強い地域でも残土を固定化できることが確認できたことで、近いうちに南アフリカの市場規模を見極めた上で、実ビジネスとしての展開につなげる方針。

化繊協会ニュースレター No.10 2015年5月/日本化学繊維協会
研究者名 東レ
大学・機関名 東レ

キーワード

ポリ乳酸(PLLA PLA)砂漠荒廃地緑化マインダンプ