抗ウイルス素材“ヴォイアブロック”を展開(TOYOBO)2020年11月
【大分類:6. 製品 小分類:6.8 2020年度 新製品】
東洋紡の抗ウイルス素材“ヴォイアブロック”が注目されている。アクリルを改質することで付与されたアクリレート自身の抗ウイルス性を
活用するもので、表面にアニオン性官能基を高密度に有することで、付着したウイルスの脂質膜およびたんぱく質を破壊、失活させ、吸着を阻害する。
子会社の日本エクスラン工業が製造し、繊維と微粒子の2種類を展開。微粒子はコーティング剤に加え、繊維加工剤として使用されている。また不織布
“ヴォイアブロックNW”も手掛けている。
インフルエンザウイルスでの効果を既に確認。構造たんぱく質の防御膜をもつネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替実験用ウイルス)でも有効性を確認している。
化繊協会ニュースレター No.18 2020年11月/日本化学繊維協会
活用するもので、表面にアニオン性官能基を高密度に有することで、付着したウイルスの脂質膜およびたんぱく質を破壊、失活させ、吸着を阻害する。
子会社の日本エクスラン工業が製造し、繊維と微粒子の2種類を展開。微粒子はコーティング剤に加え、繊維加工剤として使用されている。また不織布
“ヴォイアブロックNW”も手掛けている。
インフルエンザウイルスでの効果を既に確認。構造たんぱく質の防御膜をもつネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替実験用ウイルス)でも有効性を確認している。
化繊協会ニュースレター No.18 2020年11月/日本化学繊維協会
研究者名 | 東洋紡 |
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大学・機関名 | 東洋紡 |
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