信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

コロナ対策品を相次ぎ開発(MITSUBISHI CHEMICAL)2020年11月

【大分類:6. 製品 小分類:6.8 2020年度 新製品

 三菱ケミカルは、新型コロナウイルス対策製品を相次ぎ開発した。
 主流のポリプロピレン(PP)製不織布に代わり、熱伝導率が高く快適性に優れるポリエチレン(PE)製不織布を開発、マスク向けに市場投入する。
3Dプリンター技術を用いて体温で顔にフィットするマスクも開発した。また、フェイスシールドでは折り曲げ加工しやすい非晶質ポリエチレンテレフタレートシートで
飛沫防止効果を高めるとともに、独自の反射防止フィルムを貼り合わせた高機能品を開発。精密な作業が求められる手術医向けなどに展開する。また、グループ会社が
有する抗ウイルス剤をPPに練り込んだコンパウンドは、自動車内装部品向けに展開する。

化繊協会ニュースレター No.18 2020年11月/日本化学繊維協会
研究者名 三菱ケミカル
大学・機関名 三菱ケミカル

キーワード

新型コロナウイルス熱伝導率ポリエチレン(PE)製不織布3Dプリンター技術フェイスシールド反射防止フィルム抗ウイルス剤