信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

将来の食糧生産の一助となる耐塩性作物を作ろう!

【大分類:4. テクテキスタイル 小分類:4.8 農業資材用

写真
堀江研究室では、植物が高塩濃度環境(塩ストレス)から身を守るための仕組みを、分子生物学、分子遺伝学、生理学的実験手法を取り入れながら紐解く研究を行っています。塩ストレスは、世界農業において農産物の収量を著しく減少させている頭の痛い問題です。気候変動に伴う土壌の塩類化が、世界の農地で近年激しく進んでいます。世界人口が増加を続ける傍ら、日本では耳慣れない“塩害”により、近未来の食糧生産が脅かされています。塩害地での農産物収量増産を可能とするために、イネを中心に耐塩性穀類を作出するための技術開発を目指しています。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 堀江智明
大学・機関名 信州大学

キーワード

植物食糧生産高塩濃度環境(塩ストレス)塩類化塩害イネ耐塩性穀類