信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

燃料電池を身近なエネルギーに!

【大分類:1. 繊維・高分子素材 中分類:1.2 合成系 小分類:1.2.3 その他

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燃料電池は、環境問題・エネルギー問題を解決するための切り札として期待されています。福長研究室では、白金を使わない燃料電池の開発に取り組んでいます。その一つは、高温で作動する固体酸化物形燃料電池で、反応速度が高いため貴金属の触媒を必要としません。もう一つは、低温で作動して扱いやすい固体高分子形燃料電池で、白金の代替触媒として、シルクを原料とする活性炭の開発に取り組んでいます。いずれも、電極の中のガスやイオン・電子の移動が重要で、新規材料の開発とともに、電極構造の最適化に取り組んでいます。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 福長博
大学・機関名 信州大学

キーワード

燃料電池固体酸化物形燃料電池固体高分子形燃料電池シルク活性炭