信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

『水』の能力を活かしてバイオマスから機能性材料を創る

【大分類:2. 繊維製造 中分類:2.1 特殊繊維 小分類:2.1.2 バイオファイバー

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長田研究室では、『超臨界水(高温高圧水)』や『ウォータージェット(マッハ2以上に加速された水)』というちょっと変わった『水』を用いた化学の研究を行っています。自然界では『水』がもつ能力を活かして、日々いろいろな物質が作られています。自然から学ぶことで『水』の機能を最大限引き出し、環境に優しい化学が実現できると考えています。この『水』を使って、有効利用されずに捨てられている農林水産残渣などの地域資源バイオマスから付加価値の高い機能性材料(食品や医薬品) を創っています。例えば、イカ中骨に含まれるキチンからナノファイバーをウォータージェットで作っています。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 長田光正
大学・機関名 信州大学

キーワード

バイオマス超臨界水高温高圧水ウォータージェット農林水産残滓地域資源バイオマス機能性材料キチンナノファイバー(ナノ繊維)