信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

ネックレス状の「超分子」とナノウィスカー(ナノ繊維)補強材料

【大分類:1. 繊維・高分子素材 中分類:1.2 合成系 小分類:1.2.3 その他

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荒木研究室では大きく2つのテーマで研究を進めています。1つ目は「ポリロタキサン」と呼ばれるネックレス状の超分子を作り、様々な化学修飾を施して、ゲル・繊維・フィルムなどの機能性材料を作ろうとしています。2つ目は、木材や植物から取れる「セルロース」やカニ・エビの殻に含まれる「キチン」の微結晶粒子を使った実験です。これらの微結晶は天然由来でナノサイズ、さらに1本の弾性率や強度は鋼鉄よりも強く、さらに生分解性がある魅力的な材料で、フィルムや繊維の補強材料として応用を進めています。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 荒木潤
大学・機関名 信州大学

キーワード

ポリロタキサンナノウィスカーゲル繊維フィルムセルロースキチン生分解性補強材