信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

先進的利用を目指した材料の開発 水の利用・熱の制御・人肌の触感

【大分類:1. 繊維・高分子素材 小分類:1.3 その他

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村上研究室は、無機ナノファイバや化粧品用紫外線吸収剤や白金ナノワイヤ燃料電池触媒などの材料を開発し、世の中に提供してきました。多様な産学連携経験からのアイデアと、オリジナルな触媒技術に特徴があります。
現在は、次のようなテーマに力をいれています。
1.水の利用
水を水蒸気に、水蒸気を水に、できるだけエネルギーを使わずに変換するシステムを開発しています。
2.熱の制御
パワーエレクトロニクスの発展に欠かせない耐熱絶縁材料の開発に取り組んでいます。熱伝導性のよい柔軟な綿、耐熱性の高いゴム、塗布する形の難燃剤などを開発しました。また熱を電気に変えるシステムを日経BPのリアル開発会議の中で開発しています。
3.人肌の触感
人肌の触感のシリコーンゴムを合成しています。これからは癒しの触感が材料に求められると思います。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 村上泰
大学・機関名 信州大学

キーワード

熱制御人肌の触感無機ナノファイバ化粧品紫外線吸収剤白金ナノワイヤ燃料電池触媒耐熱絶縁材料