信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

ドライラボ:実験を行わない化学 コンピュータが道具

【大分類:2. 繊維製造 中分類:2.1 特殊繊維 小分類:2.1.1 ナノファイバー

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野村研究室では、量子化学に基づいた分子計算を行う事で、実際に実験すること無く、物質の電子的、光学的性質を初めとする様々な性質を調べています。それにより、物質の性質の根源を見つけることができます。例えば、炭素-炭素の二重結合が交互に連なった共役分子において、共役系が長くなるほど吸収スペクトルは長波長側に移動しますが、その理由も明確に説明できます。現在は、主にフラーレンを初めとする炭素を中心とした物質を対象にして研究を行っています。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 野村泰志
大学・機関名 信州大学

キーワード

コンピュータ電子的性質光学的性質炭素二重結合共役分子吸収スペクトルフラーレン