信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

生命現象を支えるミクロな仕組みを物理と化学の力を使って探究!

【大分類:1. 繊維・高分子素材 中分類:1.2 合成系 小分類:1.2.3 その他

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「水と生体分子」が私達のキーワードです。ほとんどの生命現象は水中で起こっているからです。生命を支えるミクロな世界の仕組みを「分光法」や「散乱法」と呼ばれる方法で探っています。特別な性質を持った光(電磁波)を様々な物質に当て、反射、透過、または散乱された光を上手に検出すると、ピコ秒(=百万分の1秒の更に百万分の1)で繰り広げられる非常に速い分子運動や、ナノメートル(=10億分の1メートル)の微小な世界で「蛋白質と呼ばれる分子機械」が働く様子を捉えることが出来ます。研究成果は、医薬品、化粧品や洗浄剤などの開発にも役立てられています。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 佐藤高彰
大学・機関名 信州大学

キーワード

生体分子分光法散乱法電磁波タンパク質医薬品化粧品洗剤(洗浄剤)