信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

光触媒反応システムの開発 クリーンな有機反応から人工光合成へ

【大分類:1. 繊維・高分子素材 中分類:1.2 合成系 小分類:1.2.3 その他

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光エネルギーを駆動力として、光化学合成や水質浄化のための光触媒と反応装置を研究しています。目的反応に適した光触媒/助触媒の探索のため、Langmuir-Blodgett膜(LB膜)製造装置を用いてナノ階層構造を制御し、分子間力顕微鏡や導波路分光装置などで評価します。開発した光触媒を大量合成反応に応用するため、光触媒への導光性と原料の輸送効率を高めた光化学反応器を開発しました。
この光化学反応システムをベンゼン等の部分酸化反応、太陽光を利用する水質浄化、光触媒消臭ウエアに応用し、さらに、水とCO2から化学原料を合成する人工光合成システムへの展開を検討しています。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 宇佐美久尚
大学・機関名 信州大学

キーワード

光触媒有害物質分解除去酸化還元反応太陽光エネルギー光触媒反応システム多孔質ガラス反応器