信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

動物の実験で「バイオ=エンジニアリング」を考える

【大分類:5. 環境対応 中分類:5.2 環境対応技術 小分類:5.2.4 その他環境評価技術

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「『生きもの』と『モノ』はどこが違うのか」とは超難問だが、直感的にはわかっている。それは本当だろうか?我々は路傍の石を無情に蹴り上げ、転んだ隣人に慈悲をもって手を差し伸べる。それは本当か?当研究室では、動物の本能行動を観察するとき、どうしても見えてしまう余計な行動がどのような意義をもつのかを、実験を通して探ることで、直感的といわれる「本能=適応的、余計=非適応的」という見取り図を書き換える努力をしています。その努力は、「バイオ(ロジー)=エンジニアリング」という見取り図を作り、バイオエンジニアリングを縁の下から支えます。

信州大学繊維学部 研究紹介2020/信州大学繊維学部
研究者名 森山徹
大学・機関名 信州大学

キーワード

ダンゴムシオオグソクムシ本能行動適応非適応