信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

自動車向けに吸音効果2倍の不織布を開発(ASAHI KASEI) 2019年9月

【大分類:6. 製品 小分類:6.7 2019年度 新製品

 旭化成は、自動車のエンジン音などを吸収する機能性の高い不織布(ポリエステル繊維を使った3層構造の不織布)を開発した。
 車体内に貼り付ける吸音材として使用すると、従来使われているフェルトなどに比べて約2倍の吸音効果がある。吸音材を薄くして車内空間を広くできるなどの利点がある。欧州などではエンジンなどから発生する自動車の騒音を規制する動きが広がっており、需要が拡大すると見込む。

化繊協会ニュースレター No.17 2019年9月/日本化学繊維協会
研究者名 旭化成
大学・機関名 旭化成

キーワード

不織布ポリエステル繊維吸音材