複核金属錯体をもちいたエポキシドと二酸化炭素との交互共重合:立体配置を与える効果
【大分類:1. 繊維・高分子素材 中分類:1.2 合成系 小分類:1.2.3 その他】
我々は、アルキレン鎖よりも剛直なベンゼン環をリンカー構造に組込んだ二核コバルト錯体2 を合成し、単核錯体に比べて高い触媒活性を示すことも明らかにしている一方、これまでの検討では、ラセミ体のサレン配位子から得られるビスサレン配位子を用いて二核錯体を調製していたため、ジアステレオ混合物での評価に留まっていた。そこで今回、二核錯体1での知見に基づき、二核錯体2の二つのサレン配位子の絶対配置が触媒活性に与える効果について評価した。
繊維研究機関技術シーズ調査(2016年度)/日本化学繊維協会
繊維研究機関技術シーズ調査(2016年度)/日本化学繊維協会
研究者名 | ◯平野井陽, 中野幸司 |
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大学・機関名 | 農工大院 |
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