信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

パラ系アミド溶液の冷却による物理ゲルの形成とその超臨界乾燥によるエアロゲル調整

【大分類:3. テキスタイル 中分類:3.3 機能加工 小分類:3.3.1 加工技術

PPTA繊維を溶剤に溶解し、溶液を冷却すると物理的架橋を形成し湿潤ゲルが得られる。本研究ではこの過程で、PPTA溶液の冷却速度がゲルの架橋構造に影響し、この機構を解明することでエアロゲルの細孔構造制御につながると考えた。実験では異なる速度で冷却したエアロゲルを作製し、作製過程におけるゲルの収縮、乾燥ゲルの比表面積、細孔構造、溶液冷却中の動的粘弾性測定から冷却時の物理的架橋形成の機構を考察する。

繊維研究機関技術シーズ調査(2016年度)/日本化学繊維協会
研究者名 ○鈴木優美子, Du Le, 田畑功 他
大学・機関名 福井大院, 福井大

キーワード

エアロゲルパラ系アラミド繊維