信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

セルロースナノファイバーを用いた多孔質材料とその応用

【大分類:1. 繊維・高分子素材 中分類:1.1 天然系 小分類:1.1.1 セルロース系

本研究では、TEMPO酸化セルロースナノフィブリル(TOCN)から通気性を有するような多孔質材料を得るための基礎的な方法について検討を行い、真空下で分散媒を昇華させる凍結乾燥法と、常圧下で常温または加熱により分散媒を揮発させる常温/熱乾燥法の主に2種類の方法を試みた。さらに、凍結乾燥法の応用例として、多孔質ネットワーク化したTOCNのエアフィルタ濾材としての評価も行った。

繊維研究機関技術シーズ調査(2016年度)/日本化学繊維協会
研究者名 ○根本純司, 楚山智彦, 斎藤継之, 磯貝明
大学・機関名 北越紀州製紙, 東大院

キーワード

セルロースナノファイバーTEMPO多孔質TOCN