端材を再利用した安価なCFRPを開発(TEIJIN) 2017年6月
【大分類:6. 製品 小分類:6.5 2017年度 新製品】
帝人子会社の東邦テナックスは、炭素繊維を用いた航空機部品の製造工程で発生する端材を再利用した、熱可塑性炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を開発した。
バージン品と同等の引っ張り強度や粘度、耐薬品性を確保しつつ、価格を40~60%に抑えられる。航空機や自動車部品向けに売り込む。
航空機の一次構造材に加工するCFRP積層板の端材に、熱可塑性樹脂のポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を独自技術で組み合せた。重量比では30%程度の炭素繊維を含んでおり、これを用いて航空機のアクセスパネルのサンプル製造に成功した。
バージン品と同等の引っ張り強度や粘度、耐薬品性を確保しつつ、価格を40~60%に抑えられる。航空機や自動車部品向けに売り込む。
航空機の一次構造材に加工するCFRP積層板の端材に、熱可塑性樹脂のポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を独自技術で組み合せた。重量比では30%程度の炭素繊維を含んでおり、これを用いて航空機のアクセスパネルのサンプル製造に成功した。
研究者名 | 帝人 |
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大学・機関名 | 帝人 |
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