分子腫瘍学講座 | 信州大学(Molecular Oncology | Shinshu Univ.) > 沿革


 1994年6月24日に信州大學医学部に加齢適応研究センターが設置され、2部門ー脈管加齢部門、神経加齢部門ーが置かれた。当研究室は脈管加齢部門の一分野として環境適応分野の名称で発足したことから始まる。
 1995年9月1日に谷口 俊一郎が九州大学生体防御医学研究所から教授として赴任し、教室の活動が開始した。当時、現在の研究室ではなく、基礎医学研究棟の西端の臨時に仕切られた仮部屋の一室のみのスタートであった。
 1995年10月1日に同センタースポーツ医学分野から、竹岡みち子助手が着任、
1996年4月1日に京大薬学部から相良淳二助教授が着任した。
 1996年夏、旧動物実験棟が改築され、私達の研究室が設けられた。実際上の研究活動は1996年の冬から開始され、現在に至っている。
 当研究センターは10年時限のセンターであったが、その設立目的に対応する十分な成果が得られたと評価され、 2004年の時限前倒しで、2003年4月より「信州大学大学院医学研究科(博士課程)・加齢適応医科学系専攻(独立専攻)分子腫瘍学分野」として新たにスタートした。
 2005年4月、相良助教授が信州大学医学部保健学科教授に昇任、同年5月、愛知医科大学より、板野直樹講師が助教授として着任した。また、竹岡みち子助手が講師に昇任した。
 2010年4月、板野准教授が京都産業大学教授として転出し、同年6月、信州大学大学院医学系研究科移植免疫感染症学免疫制御学分野の肥田重明助教が准教授として着任した。
 2012年4月、「疾患予防医科学系専攻(独立専攻)分子細胞制御学部門 分子腫瘍学講座」として、信州大学の重点的研究領域である抱括的予防医学の教育・研究を担うことになった。
 2014年4月1日、分子腫瘍学教室は、信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所に属する事になりました。
 2015年5月、肥田准教授が名古屋市立大学薬学部教授として転出しました。