日本産業衛生学会 北陸甲信越地方会

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北陸甲信越地方会 地方会長挨拶


                      

                                      金沢医科大学医学部
                                     衛生学講座 特任教授
                                           櫻井 勝

 2025年3月より、野見山哲生前地方会長に代わり、北陸甲信越地方会長を務めています。どうぞ宜しくお願いいたします。
 北陸甲信越地方会は、昭和 27 年から新潟医科大学赤崎兼義教授、昭和 31 年から新潟大学の渡辺厳一教授を地 方会長として活動としてきたものを、昭和 33 年信州大学の小松富三男教授を地方会長とし、創立総会を開催し、 正式に発会した信越北陸地方会に源を発します。昭和 47 年に山梨県が加わり北陸甲信越地方会となり、新潟、山梨、長野、富山、石川、福井の 6 県での活動が続いています。地理的な制約はあるものの、地方会総会を通じて情報共有や意見交換を重ね、2025年で第 68 回を迎えるに至りました。この歴史ある地方会の会長を拝命し、大変光栄に思うとともに,全力で務めてまいります。
 さて、日本産業衛生学会は 2027 年の第 100 回学会、2029 年の設立 100 周年に向けて、「5つの項目」にわたる14 の重点活動事項を掲げています。すべての働く人を対象とした産業衛生推進の「基盤」の整備、社会変化に 対応する「学術活動」、その知見・エビデンスの「発信」・政策提言、エビデンスに基づく学際的協働による「実践活動」、研究や実践を担う「人材の育成」です。地方会としても、この重点項目に沿った活動展開が求められています。
 当地方会では、地方会総会が研究成果や実践活動の発表・意見交換の主な場となります。また、この学会報と いう情報交換のツールがあります。学会員の方々にはメールアドレスの登録をお願いしましたが、メールを活用した情報提供も始まっています。これらを基盤に、産業保健に関る皆様が、すべての働く人に産業保健サービス を届けられるよう、学び多き地方会を目指しています。魅力ある活動は人材育成や地方会員の増加にもつながる と考えています。
 地方会の発展には会員の皆様のご協力が不可欠です。活動に関して忌憚のないご意見を賜りながら、共に歩んでいければ幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。  

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