NEWS&TOPICS一覧

2022.04.08

『Journal of Earthquake Engineering』に掲載された工学部建築学科遠藤洋平准教授らの研究成果(2022年3月発表)がアメリカの科学振興協会(AAAS)のサイト「EurekAlert!」で紹介されました

<掲載サイト>https://www.eurekalert.org/news-releases/948297040407_jusyo_endoy.jpg

本研究は、壁と床部材の接続が十分でない複数層組積構造を対象としました。Cauchy、Cauchy-Froude法に基づき縮小した模型を使用した振動台実験の精度について、有限要素法で検証しました。Cauchy法を適用する際は縮小比が大きくなるにつれ、重力を変更できないことの影響が大きくなり、縮小模型の挙動は原寸構造物から乖離する可能性を指摘しました。

遠藤准教授らはこの研究で得られた結果を踏まえ、国際共同研究者であるペレロカ教授(カタルーニャ工科大学)と共にアテネ工科大学で振動台試験を実施する予定です。

本研究は、日本学術振興会の共同国際研究推進(共同国際研究促進(B))(助成番号:18KK0124)の支援を受けておこなわれた研究です

※「EurekAlert!」とは
米科学振興協会(AAAS:American Association for the Advancement of Science)が運営し、科学・医療・テクノロジー分野を中心に最先端の研究成果を紹介する、世界最大規模のオンライン科学ニュースサービスです。

NEWS&TOPICSトップへ

pagetoppagetop