変化する、進化する、工学部

信州大学工学部工学科

New course:1+9

SHINSHU UNIVERSITY FACULTY OF ENGINEERING

2026年度設置構想中

説明会開催や選抜方法などの最新情報はこちらをご覧ください。

信州大学工学部は、5学科から1学科1+9コース体制へと大きく生まれ変わります。

one nine

ますます複雑化する社会では、
1つの分野の知識だけでは
解決できない問題が増えています。

信州大学工学部では、
これからの時代に柔軟に対応するため、
1学科10コース体制を
スタートさせることを構想しています。

さまざまな分野の知識融合による幅広い教養、
分野融合研究による専門性の拡張・深化、
大学院と連携した人材育成強化など、
より一人ひとりに合った教育で、
社会の課題解決や地方創生にも貢献できる
「未来を創る力」を持った人材を育成します。

工学部学部長 香山瑞恵 写真
信州大学工学部
学部長
香山瑞恵
現・工学部の内容
矢印
新・工学部工学科

【2026年度 設置構想中】 設置計画は予定であり、内容が変更になる場合があります

先鋭融合コース

新・工学部工学科

先鋭融合コース募集人数の目安:20名

特別なカリキュラムで専門性を拡張するとともに、
キャリアの可能性を広げられるコースです。

基幹9コース

応用化学コース募集人数の目安:50名

人間の生活を豊かにする
新しい物質の化学を学びます。

環境・エネルギー材料コース募集人数の目安:50名

持続可能な社会に貢献する
先進的な材料の化学を学びます。

水環境・土木コース募集人数の目安:50名

社会インフラの保全・整備や
健全な水環境の創生を学びます。

電気電子コース募集人数の目安:55名

電力工学、半導体工学、電子材料、
回路設計を中心に学びます。

機械物理コース募集人数の目安:55名

物理現象の力学法則と、
ものづくりへの適用技術を学びます。

知能機械コース募集人数の目安:40名

機械数理、ロボティクス、
AIを中心に学びます。

建築学コース募集人数の目安:55名

建築の文化や材料、技術、
設計を総合的に学びます。

情報サイエンスコース募集人数の目安:55名

ソフトウェア、データサイエンス・AI、
セキュリティを中心に学びます。

情報デザインコース募集人数の目安:55名

デザイン工程、AI応用、UI、
情報通信を中心に学びます。

先鋭融合コースの
学びの特色

2つの専門分野を同時修得
多角的な視点を持つ人材へ

先鋭融合コースでは、組み合わせの制約なしで
メジャー分野、サブメジャー分野の選択ができます。
※基幹9コース・数学・物理等から選択

研究室に直結した多様な学び
融合研究にも対応

境界領域の分野融合研究を行う研究室に直結。
3年次以降の授業計画等は、
複数分野の教員のアドバイスをもとに計画できます。

キャリアの可能性を広げる
独自授業

研究室体験などのさまざまな独自授業のほかに、
卒業研究や企業インターンシップ、
海外大学留学などが可能です。

基幹9コースの
学びの特色

深い学びで専門知識を身に付け
業界をリードする人材へ

高度な専門知識を体系的に学び、
社会の課題解決に貢献できる技術者、
最前線で活躍できるリーダーを育成します。

新工学をフルカバー
充実した“ものづくり”の学びの環境

より深く分野に精通し、一人ひとりの希望に
寄り添える9つのコースをラインアップ。
「学びたいキモチ」をしっかり受け留めます。

早期進学制度により
大学院進学をサポート

優秀な成績を収めた学生向けに、
修士課程への早期進学をあらゆる角度からサポート。
高度研究・開発職を目指せます。

複雑化する社会に柔軟に対応し、新しい価値の創出や持続可能な社会の実現をしていける、
イノベーションの核となる人材を育てます。

各コースの履修方法表

◯数理・AI・DS科目群:応用基礎レベル科目群・専門科目群・データ駆動型地域PBL

先鋭融合コースと基幹9コースとの違い表

応用化学コース×情報サイエンスコース

先端融合研究(卒業研究〜修士研究)

  • 望ましい物性を有する候補物質を最適化・数値計算を用いて導出する技術の開発
  • 未知の反応に対して計算科学を用いて機械学習

将来の進路

  • 製薬分野
  • IT分野

環境・エネルギー材料コース×知能機械サイエンスコース

先端融合研究(卒業研究〜修士研究)

  • 効率の良い微生物燃料電池の研究
  • 微小電力で動作するGPSデバイスの開発

将来の進路

  • 電機メーカー
  • インフラ企業
  • 情報分野

水環境・土木材料コース×機械物理コース

先端融合研究(卒業研究〜修士研究)

  • 高熱伝導コンクリート、アスファルトの開発
  • 地中熱を効率良く利活用するため新たなシステムに関する研究

将来の進路

  • 建設分野(建設会社、道路・舗装会社)
  • 建設材料メーカー

電子電気コース×機械物理コース

先端融合研究(卒業研究〜修士研究)

  • 温度上昇や変形を抑制する半導体回路の設計
  • 熱伝導、熱力学を踏まえた廃熱処理、冷却方法の研究

将来の進路

  • 半導体デバイスメーカー
  • 半導体関連企業

機械物理コース×電子電気コース

先端融合研究(卒業研究〜修士研究)

  • 燃費や打ち上げコストを低減させる軽量かつ高強度な材料の開発
  • 生物を模倣した新しい飛翔メカニズムの研究
  • 航空機システム電動化のための装備品の開発

将来の進路

  • 素材メーカー
  • 航空関連メーカー

知能機械コース×水環境・土木コース

先端融合研究(卒業研究〜修士研究)

  • 異常箇所を正確に見付けるための計測システムの開発
  • 効率的に保全するための新しい補修方法の開発

将来の進路

  • 計測機器メーカー
  • 建設分野
  • 道路管理会社

建築学コース×応用化学コース

先端融合研究(卒業研究〜修士研究)

  • 地域産材を利用した木質材料における接着耐久性の改善と評価方法の検討
  • 複数の木材を組み合わせた大型の木質部材(マスティンバー)を対象とした防腐・防蟻処理方法の開発

将来の進路

  • 建材メーカー
  • 建設会社

情報サイエンスコース×知能機械コース

先端融合研究(卒業研究〜修士研究)

  • 見守りを意識したデバイス群とクラウド機械学習を用いた見守りシステムの研究
  • 安全・公平な機械学習システムの評価・構築方法の研究

将来の進路

  • IT企業
  • 電機メーカー
  • SIer

情報デザインコース×建築学コース

先端融合研究(卒業研究〜修士研究)

  • 人間の意図を理解するユーザインタフェースの開発
  • 人間の活動を邪魔しない家事ロボットの開発
  • 人間の行動を自然に誘導する住宅システムの開発
  • 家電や住宅設備同士が自律連携するシステムの開発

将来の進路

  • ソフトウェア開発企業
  • 建築設計事務所
  • 住宅設備機器メーカー
  • 家電メーカー

募集コース及び募集人数(目安)

募集人数表
  • 注:総合型選抜Iの〈〉内は、高等学校の職業教育を主とする学科等対象の募集人数を内数で示したものです。

選抜区分ごとの選抜時期、選抜方法等(概要)

選抜区分ごとの選抜時期、選抜方法等の表
  • 建築学コースは面接の参考にするためのスケッチを行います。
  • 調査書の点数化を行います。
  • 工学部工学科として実施する3年次編入学試験は、令和10年度入試(令和9年度実施)からとなります。それ以前に実施する3年次編入学試験については、現在(改組前)の工学部各学科への編入となります。
    なお、令和10年度入試の試験内容等は、決まり次第、お知らせします。

選択区分やコース等ごとの選抜方法・配点の詳細については「信州大学 令和8年度入学者選抜 実施教科・科目等(予告)」をご覧ください。

第2志望コースの選択

一般選抜(前期日程、後期日程)では、個別試験で受験する教科・科目等(出願時に選択)によって、
次表のとおり第2志望のコースを選択することができます。(建築学コースを除きます。)

選抜区分ごとの選抜時期、選抜方法等の表