Kansei-Human設計
syllabus
科目名 | Kansei-Human設計 |
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教員名 | 森本 一成(非) |
単位数 | 2 |
開講学期 | 1年2年 前期 |
授業のねらいと概要
人間の感性をモノやコトの設計に生かすために必要となる基本的な心理計測と生理計測を通して、Kansei-Human設計の考え方を製品の設計開発に生かすための技術を解説する。
授業計画
- 製品評価法
Kansei-Human 設計の目的と可能性について解説する。製品設計のための人間の感覚による製品評価について解説する - 感性計測
心理計測量の定量化法と脳の生理学について解説する - 心理計測
官能検査法について解説する - 生理計測1
生理計測法について解説する - 生理計測2
眼球運動特性の計測法について解説する - 感覚計測事例1
情報探索と眼球運動特性の関係についての事例を検討する - 感覚計測事例2
情報認知特性についての事例を検討する - 感覚計測事例3
情報取得戦略と認知の関係についての事例を検討する - もののデザイン
ものの設計における快適感、満足感について解説する - ことのデザイン
ことの設計における感性工学の果たすべき役割について解説する - 課題1
課題設定とKansei-Human設計について解説する - 課題2
課題におけるKansei-Human設計について議論する - 課題3
課題におけるKansei-Human設計について議論する - 総合評価
課題についてのプレゼンテーションによる評価を行う
成績評価方法
課題の評価点により行う。
質問、相談への対応
学生へのメッセージ
教科書・参考書
教科書は指定しない。参考書は講義内で適宜紹介する。
備考
- 受講に当たっての留意事項
- 知覚工学、心理学、ヒューマンインタフェース、色彩工学などの講義を受講していることが望ましい。
- 学生が目標としてほしい点
- 課題を通じて心理測定法および生理計測法の理解、ならびにKansei-Human設計の考え方を製品開発へ生かす技術の獲得。