テキスタイルサイエンスⅠ
syllabus

科目名 テキスタイルサイエンスⅠ
教員名 鋤柄 佐千子
単位数 2
開講学期 1年2年 前期

授業のねらいと概要

布の特徴を理解し、衣服や生活資材に用いるために必要な機能について考察できる知識を習得する。

概要
テキスタイルは、繊維,糸,布および繊維製品一般をさしている。本講義では、テキスタイルを衣服や生活資材に用いるために、繊維の性質,糸の構造や番手,織物,編み物の構造を理解し、繊維製品の性能について考察できるような基礎知識を習得する。そして、テキスタイルに対する様々な評価方法について、布の物性と感性評価を基に知ることができる。

授業計画

  1. 序論:繊維の歴史
    繊維の定義と人類が繊維と出会ってから今にいたる変遷の概略と現在の用途について学ぶ。
  2. 繊維の種類と形態
    代表的な天然繊維と化学繊維の種類と用途について学ぶ。
  3. 糸の番手と構造
    糸の種類や太さを表す番手法について学ぶ。また糸の構造モデルと番手の関係を演習を行いながら理解する。
  4. 織物と編み物
    織物と編み物の基本組織や種類について学ぶ。
  5. 繊維と糸の伸長特性
    繊維や糸の伸長特性を表す特性値と測定方法を学ぶ。
  6. 布の伸長特性
    布の伸長特性と構成する糸の関係について学ぶ。
  7. 布の視感評価
    人の視覚認知メカニズムとテキスタイルの視感評価について学ぶ。
  8. 布の触感評価
    布を触って評価する方法について、布の性質を考えながら理解する。
  9. 布の力学的性質と衣服の形
    布が変形したときの力とひずみの関係について、衣服と関係付けて学ぶ。
  10. 繊維素材と水分(I)
    吸湿や吸水による布の特性変化について学ぶ。
  11. 繊維素材と水分(II)
    布に含まれる水分と触感の関係を考える。
  12. 摩耗と摩擦
    布の摩耗と摩擦のメカニズムと消費性能について学ぶ。
  13. テキスタイルの品質
    テキスタイルの品質を保証するためのしくみについて学ぶ。
  14. 新しいテキスタイルの特性
    様々な機能を付加したスマートテキスタイルについて事例より学ぶ。
  15. 総括
    講義の内容を振り返り、テキスタイルの特徴と評価方法についてまとめる。

成績評価方法

レポートを3回課すので、その合計結果を65%、また講義時間中に行う質問に対する回答の発表を35%とし、その合計が60%以上を合格とする。また講義中にグループディスカッションをするので、出席を勘案する。

質問、相談への対応

連絡先:sukigara@kit.ac.jp

学生へのメッセージ

 

教科書・参考書

参考書
「繊維製品試験」日本衣料管理協会,"Physical properties of textile fibres" The Textile Institute. プリント配布。

備考

受講に当たっての留意事項
講義のなかで、受講生の意見を聞いたり、グループディスカッションをする。


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