カラーレーション工学
syllabus
科目名 | カラーレーション工学 |
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教員名 | 廣垣 和正 |
単位数 | 2 |
開講学期 | 1年2年 前期 |
授業のねらいと概要
- 目標及びテーマ
- 各種繊維の染色加工を主として材料の着色方法および、その基礎となる色の取り扱いや、発色原理、拡散・吸着現象について講義する。染色化学を中心に種々の発色現象に関する基礎知識とその学術的な取り扱い方法を修得させることを目標とする。また、それらの工業的な利用、先端科学への応用についても紹介する。
- 概要
- 講義形式で進め、必要に応じて演習や学術文献の紹介を行う。色の概念や測定法など取り扱い方を理解することから始め、各種繊維の染色加工を中心に材料の着色法について化学的・物理的な原理を学習させる。その後、それら発色現象の工業的な利用、先端科学への応用例を紹介する。
授業計画
- 第1回:色と色覚
- 第2回:色の表し方・扱い方
- 第3回:発色現象
- 第4回:染料の種類と特徴
- 第5回:繊維の化学・物理的特徴:天然繊維
- 第6回:繊維の化学・物理的特徴:合成繊維
- 第7回:染色の化学:天然繊維の化学的染色機構
- 第8回:染色の化学:合成繊維の化学的染色機構
- 第9回:染色の物理:拡散現象
- 第10回:染色の物理:吸着現象
- 第11回:染色法:浸染・捺染
- 第12回:最新の染色(着色)加工
- 第13回:色素を使わない発色:原理
- 第14回:色素を使わない発色:方法
- 第15回:発色現象の先端科学への応用
- 定期試験
成績評価方法
評価は、講義内容の理解度の把握や、学生が自ら学び講義内容を捕捉するために課すレポートと定期試験によって行う。評価は、レポートによる評価、定期試験による評価を合計して決定する。
質問、相談への対応
学生へのメッセージ
教科書・参考書
- 教科書
- 専門書(未定)および、自作の資料(プリント)
- 参考書・参考資料
- 学振版 染色機能加工要論(色染社)
備考